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コラム

脂肪冷却痩身

マシン治療(痩身)

脂肪細胞を破壊してサイズダウンする「冷却痩身」治療を中心に、部分痩せの施術について医師が解説します。

 

 

セルフダイエットで皮下脂肪が減るのは最後の段階

ダイエットにチャレンジしたことがない方はいないのではないかと思いますが、食事制限をしても、皮下脂肪がなかなか減らないと感じているはずです。
それは、適度な運動をしながら食事制限をした場合、まず消費されるエネルギーは血中の糖分、その次が内臓脂肪、最後に皮下脂肪が減るからです。

 

また、皮下脂肪が増えているということは、その部分の脂肪細胞が大きくなっているということです。食事制限やサプリメントによるダイエットをしても全身の脂肪細胞を小さくすることはできますが、特定の部分の脂肪細胞を小さくしたり、細胞の数を減らしたりすることはできません。

 

ですから、痩せたいと思っている方は、部分痩せしたいのか、体重を減らして全身痩せたいのかを考えて、クリニックでの施術や治療の内容を考えていきましょう。

 

 

部分やせの機械を使った施術にも2種類

部分的に痩せるということは痩せたい部分の皮下脂肪を減らすということで、その方法としては、手術、注射、機械による施術があり、やはり一番人気があるのが機械による施術です。

 

ここで注意が必要です。機械による施術には、脂肪細胞を破壊する施術と、脂肪細胞内に溜まった脂肪を細胞外に押し出して細胞を小さくする2種類の施術があるのです。
脚などセルライトが気になる場合には、まず脂肪細胞を小さくする施術を選びましょう。たとえばウルトラアクセントを用いた施術がそれに当たります。脂肪細胞を小さくすることでリンパや静脈の流れが改善し、むくみにくく、痩せやすい体質を作ることができます。
腰の部分など、つかめるお肉を減らしたい場合には、脂肪細胞を破壊する施術がお勧めです。
破壊する方法にはHIFUによるものと、冷却痩身があり、私たちは症状によって使い分けています。

 

 

冷却痩身のメカニズム

 

冷却痩身は、脂肪が凍る温度と水が凍る温度が違うことを利用した施術です。人間の体の60~70%を占める水分は0℃で凍り始めますが、脂肪は4℃で凍り始めます。したがって、この温度差を利用することで他の組織にダメージを与えることなく、脂肪組織のみを凍らせ、ダメージを与えることができます。
ダメージを受けた脂肪細胞は数週間から2か月程度で死滅し、マクロファージによって分解され、老廃物として体外に排出されていきます。
脂肪細胞の数そのものが減少するため、リバウンドしづらく減らしたい部位のみサイズダウンさせることが可能です。

 

また、施術時間は40分程度で、冷えていくときに少し痛みを感じる方もおられますが、施術中は痛みが続くこともなく、受けていただくことができます。

 

さらに、腹部や腰、二の腕、顎下など、施術する部位に合わせたハンドピースを使って、最大4か所、同時に複数パーツを治療できます。

 

 

複数回受けることで効果はさらに増していきます

1回の施術によって、施術部位の約20%の脂肪が減るといわれており、1回の施術でも効果を実感できる方が多いです。
しかし、効果には個人差があります。施術を受けるたびに着実に効果は積み重なっていくので、理想のボディラインになるまで2~3回施術を続けることをお勧めしています。むしろ、手術のように劇的に1度で脂肪がなくなってしまうよりも安心して受けられると言っていただくことが多いです。
同じ部分の施術をする場合は2カ月の期間を空けていただいています。

 

部分やせを希望されるなら、冷却痩身だけでなく、HIFUや脂肪溶解注射、GLP-1製剤、ハイパワーテスラトレーニングなど複合的に結果を出していくことができる私たちのプランを是非とも試してみてください。

 


 

施術概要

施術名:脂肪冷却痩身
施術の説明:脂肪組織が他の組織よりも低温に弱いという性質を利用し、皮膚などを守りながら 脂肪だけを凍らせて除去する痩身治療です。
施術の副作用:発赤、内出血、硬結、知覚鈍麻、凍傷、色素沈着 など
施術の価格:100,000円(税込)

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